YouTube の文字起こし・字幕の仕事はあるのか

YouTube には自動字幕の機能があります。それでも文字起こしの仕事が募集され続けているのは、自動字幕では足りない用途があるためです。

このページでは、機械が出したものと人が作るものの差がどこにあるのかを整理し、当サイトが実際に観測している募集の形を示します。

先にお伝えしておくと、当サイトは「AIで仕事が無くなる/無くならない」を断定しません。 根拠を持っていないためです。観測している募集の形が変わってきていることは事実として書きますが、その先を予測することはしません。

自動字幕で足りない場面

場面自動字幕の弱点
固有名詞・専門用語学習データに無い語を誤る
複数人が同時に話す話者の切り分けが崩れる
音質が悪い・雑音がある認識率が落ちる
方言・訛り標準的な発音から離れるほど弱い
句読点と改行読みやすさの判断は機械が苦手
別言語への字幕翻訳の質が用途に足りないことがある

要するに、自動字幕は「だいたい合っている」を作るのは得意で、「間違っていない」を保証するのが苦手です。公開する動画や、記録として残すものでは後者が要求されます。そこに人の作業が残っています。

募集の形が「起こす」から「直す」に寄っている

当サイトが観測している海外案件には、自動生成された文字起こしを音声と突き合わせて修正する形のものがあります。ゼロから聞き取って入力するのではなく、機械が出した下書きを訂正する作業です。

この形は作業の性質が変わります。聞き取って入力する速度より、間違いを見つける精度が問われます。音声1分あたりの所要時間は短くなる一方、集中して照合し続ける負荷は下がりません。

この違いが単価の比較を狂わせます

国内の相場(音声1分あたり80〜100円)はゼロから起こす作業の単価です。確認・修正の案件と単価や時給をそのまま比べると、**作業量あたりの比較になっていません。** 当サイトは「海外なら◯倍稼げる」という書き方をしません。

字幕は、文字起こしにもう1つ条件が乗る

文字起こし字幕
成果物テキストテキスト+タイムコード
文字数の制約無い1行あたりの上限がある
改行読みやすさ優先表示尺と発話の切れ目に合わせる
要求される道具テキストエディタで足りる字幕形式(SRT など)を扱えること

字幕は「文字起こし+タイミング合わせ+要約」です。話した内容をそのまま入れると読み切れないため、意味を保ったまま短くする判断が要ります。文字起こしより作業量が多いぶん、単価も別に設定されるのが普通です。

募集文に SRTVTTburn-intimecode といった語が出てきたら字幕の仕事です。文字起こしのつもりで受けると想定が外れます。

当サイトが掲載している関連案件

当サイトは文字起こしに関連する案件を掲載中4件・累計8件掲載しており、時給案件の幅は$8〜$30です。

ただし「YouTube 向け」と明示された案件だけを抜き出すと、さらに少なくなります。 募集文にプラットフォーム名が書かれていないことが多いためです。動画字幕の仕事を探すなら、YouTube という語で絞り込むより、文字起こし・字幕・音声データの案件を横断して見る方が見つかります。

日本語ネイティブが直接効く形がある

日本語音声を英語の字幕にする案件は、日本語と英語の両方に触れられることが条件になります。国内のクラウドソーシングでは見つけにくく、**日本語ネイティブであること自体が単価に反映されやすい**形です。

探し方

  1. 「YouTube」で絞らない。 募集文にプラットフォーム名が入らないことが多いためです
  2. 文字起こし・字幕・音声データを横断して見る。 当サイトは職種をカテゴリと1対1にせず、本文のキーワードで拾っています
  3. 成果物の指定を読む。 テキストだけか、タイムコードまで要るかで作業量が変わります
  4. 日本から応募できるかを確認する。 当サイトは全案件に判定を付けています
  5. 最初は短い案件で処理速度を測る。 字幕はタイミング合わせの分だけ余計にかかります

よくある質問

YouTube の自動字幕があるのに、文字起こしの仕事はありますか?
あります。自動字幕は固有名詞・専門用語・複数人の同時発話・音質の悪い音声・方言に弱く、句読点や改行の判断も苦手です。「だいたい合っている」ではなく「間違っていない」ことが求められる用途では、人の作業が残ります。ただし募集の形は「ゼロから起こす」から「機械が出したものを直す」へ寄ってきています。
字幕と文字起こしは何が違いますか?
字幕は文字起こしにタイムコードと文字数制約が加わります。1行あたりの上限があるため、意味を保ったまま短くする判断が要り、改行も表示尺と発話の切れ目に合わせます。作業量が多いぶん単価も別に設定されるのが普通です。募集文に SRT・VTT・timecode といった語があれば字幕の仕事です。
AI で字幕の仕事は無くなりますか?
当サイトは断定しません。 根拠を持っていないためです。観測している事実としては、当サイトが掲載している案件のなかに「自動生成された文字起こしの修正・編集」という形のものがあります。募集の形が変わってきていることは事実として書きますが、その先を予測することはしません。
当サイトで YouTube の案件を探せますか?
「YouTube 向け」と明示された案件は多くありません。募集文にプラットフォーム名が書かれていないことが多いためです。文字起こし・字幕・音声データの案件を横断して見る方が見つかります。当サイトは職種をカテゴリと1対1にせず、本文のキーワード照合で拾っています。

自動字幕の弱点と字幕制作の制約は、一般に知られている技術上の性質と当サイトが観測している募集文の記述にもとづく整理です。掲載件数と時給の幅は、当サイトが毎日巡回して数えている実数を自動で差し込んでいます。

この記事の内容を使って応募できる案件

いま募集中の案件です。日本から応募できることを確認したものだけを載せています。

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