Upwork の手数料は結局いくら引かれるのか

「Upwork の手数料は10%」という説明を見かけたら、それは古い情報です。

2025年5月1日に制度が変わりました。それ以前は同じ依頼主からの累計報酬に応じて 20% → 10% → 5% と下がる段階制でしたが、現在は 0〜15% の変動制です。率は Upwork の価格システムが案件ごとに決めます。

ただし読者にとって重要なのは率そのものより、提案を送る時点で率が表示されるという点です。契約が始まってから知らされるのではありません。手取りを事前に確定できるので、この記事ではその確認の仕方まで書きます。

いまの手数料

項目内容
料率0〜15% の変動制
決まり方Upwork の価格システムが、カテゴリ・需給・その依頼主との取引履歴などから決める
確定の時点提案を送る時点/オファーを受け取る時点で表示される。契約開始後は変わらない
実勢多くは10%前後とされるが、保証されていない
Direct Contracts5%(Upwork 外で見つけた依頼主を Upwork に連れてくる契約)
Any Hire 契約0%(依頼主が別途 Conversion Fee を払っている場合など)
「一律10%」「20%→10%→5%」と書いてある記事は古い制度の説明です

段階制は**2025年5月1日に廃止**されました。2025-05-01 より前に開始した契約は旧制度のまま残ります。当サイトも開発初期の下書きに「一律10%」と書いており、事実確認の過程で見つけて直しました。**この分野は情報が古くなりやすい**ので、金額に関わる記述は必ず日付を確認してください。

提案を送る前に、率を確認する

ここがこの制度の一番の実用ポイントです。

率は提案を送る時点で表示されます。 つまり「受注してみたら思ったより引かれた」ということが起きません。手取りを先に計算してから応募するかどうかを決められます。

応募前の手取り計算
手取り = 報酬 − (報酬 × 表示された率) − 出金手数料

例) 固定報酬 $200・率10%・銀行振込の場合
    200 − 20 − 0.99 = $179.01

例) 同じ $200 で率が15%だった場合
    200 − 30 − 0.99 = $169.01

※ 率は案件ごとに違う。応募画面の表示を必ず見る
※ 所得税・住民税は含まない

当サイトが掲載している案件では、時給案件の中央値が$11.5、固定報酬の中央値が$100です。小さい案件ほど、出金手数料の割合が相対的に重くなる点に注意してください。

出金にかかる分

項目内容
Direct to Local Bank の手数料$0.99 / 1回
受取銀行側別途、被仕向手数料がかかることがある
最低出金額$5 以上(国により異なる)
着金まで4営業日以内
日本対応。日本円での受け取りが可能
現地通貨で受け取ると、受取側の手数料が減ることがある

Upwork 公式が明記している実用的なポイントです。日本円で受け取れば、受取銀行の被仕向手数料が減るか無くなることがあります。$0.99 という送金側の手数料だけを見て判断しないでください。詳しくは[報酬の受け取り方のガイド](/guides/receive-payment/)に書いています。

日本固有の最低出金額を当サイトは確認できていません。 公式の記述は「$5以上・国により異なる」までです。「日本は◯◯円から」という説明は当サイトでは書きません。

結局、何割が手元に残るのか

報酬率10%のとき率15%のとき
$50$44.01$41.51
$100$89.01$84.01
$200$179.01$169.01
$500$449.01$424.01

出金手数料 $0.99 を1回分だけ引いた計算です。まとめて出金すれば $0.99 は1回で済みます。 少額を都度出金すると、$50 の案件で2%近くが出金手数料に消えます。

ここに税金は入っていません

日本に住んでいれば、海外から受け取った報酬も日本で課税されます。給与所得者が副業で得た所得には申告が必要になる基準があり、**受け取った金額ではなく所得(収入から経費を引いた額)**で判断します。プラットフォーム手数料や出金手数料を経費にできるかを含め、[税金と確定申告のガイド](/guides/tax/)をご覧ください。

よくある質問

Upwork の手数料は何%ですか?
0〜15% の変動制です。Upwork の価格システムがカテゴリ・需給・その依頼主との取引履歴などから案件ごとに決めます。多くは10%前後とされますが保証されていません。重要なのは、提案を送る時点で率が表示されることです。受注してから知ることにはなりません。
「20%→10%→5%」と書いてある記事を見ました。どちらが正しいですか?
それは2025年5月1日に廃止された旧制度です。同じ依頼主からの累計報酬に応じて下がる段階制でしたが、現在は 0〜15% の変動制に置き換わっています。ただし 2025-05-01 より前に開始した契約は旧制度のまま残ります。
手数料を下げる方法はありますか?
当サイトが確認している範囲では、Direct Contracts(Upwork 外で見つけた依頼主を Upwork に連れてくる契約)が5%、依頼主が Conversion Fee を払っている Any Hire 契約が0%とされています。通常の案件で率を交渉できるという記述は確認していません。なお Fiverr は 20% 固定で実績を積んでも下がらないため、Fiverr の手数料とは仕組みが違います。
出金でいくら引かれますか?
Direct to Local Bank で $0.99 / 1回です。別途、受取銀行側の被仕向手数料がかかることがあります。日本円での受け取りに対応しており、現地通貨で受け取ると受取側の手数料が減るか無くなることがあると公式が明記しています。まとめて出金すれば $0.99 は1回で済みます。

手数料・出金の記述は Upwork 公式ヘルプの記載にもとづきます。support.upwork.com は直接取得が403で弾かれるため、検索結果に現れる公式ヘルプ記事の本文で裏を取っています。料率は変わるため、応募前に必ず応募画面の表示でご確認ください。報酬の中央値は当サイトが毎日巡回して数えている実数です。

この記事の内容を使って応募できる案件

いま募集中の案件です。日本から応募できることを確認したものだけを載せています。

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